[フランクフルト 6日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は6日、英国が欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)後もロンドンにユーロの決済業務を維持できるかをECBが決める上で、英国が欧州裁判所の権限を受け入れるかどうかが大きな判断材料になるとの考えを示した。欧州議会の公聴会で述べた。

ドラギ総裁は「英国のEU離脱後に確立すべき規制の枠組みに関して確固たる立場を取るのは時期尚早」とした上で、「重要なのは、われわれが単一市場に関して後退しないということだ。単一市場の一部であるためには、欧州裁判所の管轄下にあるべきで、この点を精査する」と語った。

ECBは、ロンドン証券取引所(LSE)グループとドイツ取引所の合併計画に関し発言権を持っているが、本社と決済事業の拠点がどこになるかが大きな争点になるとみられている。