[サンディエゴ 6日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は6日、成長著しいフィンテック業界に対する規制強化が必要との見方を示した。

講演の準備原稿によると、総裁は景気や金利の見通しについてはコメントせず、金融サービスにIT(情報技術)を活用するフィンテック企業に対する規制の現状について見解を語った。

フィンテック企業は顧客向け預金業務を手掛けていないため、銀行規制の多くが適用されていないが、総裁は、景気後退や金融危機が起きる前に同業界の規制を強化することは、消費者保護を盤石にするだけでなくこれらの企業を守ることになると指摘。

「監督の強化が大歓迎されることはないだろうが、実際のところフィンテック企業にとって有益だと考えている。危機発生後に規制を導入することは望んでいないだろう」と述べた。