[ベルリン 6日 ロイター] - ベルテルスマン財団と調査会社プログノスAGは6日、ドイツが新たな債務を制限する国内法や欧州連合(EU)の規定に違反せずに、成長押し上げを目的とした公共投資を拡大できるとする研究結果を発表した。

この研究は、公共投資で経済が成長すれば、債務は国内総生産(GDP)比で縮小し、GDP比を維持することで借り入れを増やすことができると主張している。

ベルテルスマン財団のAart De Geus氏は「小規模な公共投資は独経済の可能性を抑制し、将来世代の繁栄を損なっている」と指摘した。

研究によると、ドイツの公共投資は生産活動の2.2%で、この水準が続いた場合、他の要因を含めた2025年までの成長率は年率平均で1.4%。

公共投資を経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均である生産活動の3.3%に引き上げた場合、今後9年間の成長率は0.2ポイント拡大するという。

これにより、国の歳入は25年までに800億ユーロ増加し、公共資本ストックも4200億ユーロ増えると試算している。