[東京 7日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク午後5時時点とほぼ同水準の111.82/84円。前日の海外市場でドル/円が下落した流れを引き継いで、ドルは朝方一時111.59円と11月28日以来の安値をつけた。

ただ、111円半ばでは実需の買いが流入したほか、112円からドルのショートをつくった短期筋の買戻しも手伝い、午前の取引でのドル下落は小幅に留まった。

「112円を割り込んだわりには、ドル安のスピード感が出ない」(FX会社)との声も出ていた。

ユーロは119.89/93円の気配。フランス大統領選にまつわる不透明感等を背景に、前日の海外市場でつけた12月5日以来の安値119.97円を下回り、一時119.75円まで下落した。

フランス大統領選に出馬している中道・右派統一候補のフィヨン元首相(共和党)は6日、記者会見で妻の不正給与支給疑惑をめぐり、過去の行動を弁護すると同時に、大統領選から撤退しない方針を示した。

JPモルガンは、仏大統領選で極右政党、国民戦線(FN)のルペン党首が勝利した場合、ユーロ/ドル相場は数週間内にパリティを割り込んで、0.98ドル程度まで下落するとの見方を示した。また、ルペン党首が大統領に就任し、政権および議会も大統領を支持するようなシナリオでは、仏独10年国債利回り格差は現在の73ベーシスポイント(bp)から200bpに拡大する可能性があるとした。