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独鉱工業生産指数、12月は前月比3.0%低下 特殊要因の影響も

2017年2月7日

[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツ経済省が発表した昨年12月の鉱工業生産指数は前月比3.0%低下した。製造業と建設業の生産減が響き、低下率は2009年1月以来、ほぼ8年ぶりの大きさとなった。

ロイターがまとめた市場予想は0.3%の上昇だった。

製造業の生産は3.4%、建設業は1.7%、それぞれ落ち込んだ。製造業では特に資本財の生産が弱かった。

ただ、11月の指数が当初発表の0.4%上昇から0.5%上昇に上方改定されたこともあり、10─12月期の鉱工業生産指数は前期比0.1%の小幅な低下にとどまった。

経済省は「製造業および建設業の受注と景況感の指数は、生産の伸びが今後再開することを示唆している」と指摘した。

アナリストは12月の指数の大幅低下について、特殊要因も影響したと指摘している。

また、鉱工業受注の伸びが約2年半ぶりの高水準となったため、1月には反発が見込まれている。

INGのエコノミスト、カーステン・ブルゼスキ氏は「劇的な落ち込みに見えるが、12月の低下は疑ってかかる必要がある」と述べ、冬季の天候が例年になく冷え込んだことやクリスマスの特殊要因が主因だろうと話した。

コメルツバンクのエコノミスト、ラルフ・ソルビーン氏も経済省の見通しに同意し、鉱工業生産が1月に大きく回復するとの予想を示した。

ただ、INGのブルゼスキ氏は今後についてはやや慎重で、英国の欧州連合(EU)交渉やトランプ米政権の貿易保護主義などが鉱工業生産の伸びを抑える政治リスク要因になるとみている。

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