[東京 8日 ロイター] - 海外とのモノ、サービスの取引状況を示す2016年の経常黒字額が20兆6496億円と、2007年以来9年ぶりの高い水準となった。円高と原油安で貿易収支が改善したほか、訪日外国人観光客の増加も寄与した。財務省が8日発表した。

16年の経常黒字額は前年より4兆2370億円増えた。貿易収支が5兆5793億円の黒字だったほか、サービス収支が9748億円の赤字と、前年と比べて赤字幅を7036億円縮小した。

同時に発表した16年12月の経常収支は1兆1122億円の黒字だった。黒字は30カ月連続で、対日貿易赤字を批判するトランプ米大統領からの圧力は避けられそうにない。

ロイターが民間調査機関に行った事前調査の予測中央値は1兆2945億円程度の黒字で、12月の黒字幅はこれを下回った。

*内容を追加します。