[香港 8日 ロイター] - スタンダード・チャータード銀行によると、中国人民元建てで決済されたクロスボーダー貿易の比率は、昨年12月に過去3年余りの最低水準に落ち込んだ。

資本流出入規制の強化と人民元安進行への懸念から、元への関心が世界的に薄れたことが背景。

元の対ドル相場は昨年6.6%下落し、1994年以来の大幅な下げを記録した。

年初からはドルの下落や中国の資本流出規制もあって元安は一服しているものの、ロイター調査によれば、為替ストラテジストは早期の元安再開を予想している。

12月の元の貿易決済額が中国の物品貿易全体に占める割合は11.5%で、前年同月の28%超から大きく低下し、2013年9月以来の低水準となった。