[上海 8日 ロイター] - 中国政府は、資源保護や環境改善への取り組みの一環として、環境に配慮した開発禁止区域を2020年までに設定するよう全国の省・地域に命じた。新華社が8日、報じた。

産業集中地域である北部の北京・天津・河北省や、製造業の中心である上海周辺の揚子江デルタ地域は、2018年末までに同区域を設定する必要があるという。

開発禁止地区の設定計画は、数十年にわたる「無分別な開発」によって中国の環境が深刻なダメージを受けていると指摘された2011年に初めて発表された。

南西部の四川省が昨年10月、省の全面積の40.6%に相当する19万7000平方キロを開発制限地域とする計画を発表したほか、北西部の陝西省が全面積の38.6%を、中部の湖北省が同33.4%を保護区域とする計画を発表した。

開発禁止地域の政策が、中国の重要課題である食料の安定供給を目指す農業政策に影響を与えるのかどうかは今のところ不明。