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タイ中銀、政策金利を据え置き 世界経済の不透明感指摘

2017年2月8日

[バンコク 8日 ロイター] - タイ中央銀行は、政策金利の翌日物レポ金利<THCBIR=ECI>を過去最低水準に近い1.50%に据え置いた。市場も据え置きを予想していた。

決定は全会一致だった。翌日物レポ金利は2015年4月から1.50%に据え置かれている。

政策担当者らは、世界的に保護貿易主義が強まり、米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ見通しによる資本流出リスクに直面する中、公共支出の拡大がタイ経済の成長を後押しすると見込んでいる。

中銀は声明で「タイ経済は勢いを増し始めたが、脆弱(ぜいじゃく)な世界経済の回復と主要先進国の経済・金融政策の方向性に関連した不透明感も依然として強い」と指摘。

 「公共支出が引き続き重要な成長のけん引役である一方、個人消費と民間投資は緩やかなペースでの回復が続いている」と説明した。

中銀は世界経済に下振れリスクがある中で、金融政策は引き続き緩和的だが、バーツ高は国内経済に悪影響を及ぼすとの見解も示した。

8日のバーツの対ドル相場<THB=TH>は35.06バーツ付近で、3カ月ぶり高値圏で取引されている。年初からの上昇率は約2.2%。

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