[北京 8日 ロイター] - 中国国家外為管理局(SAFE)は8日、第4・四半期の経常収支(速報値)が376億ドルの黒字となったと発表した。

資本・金融収支は376億ドルの赤字だった。

2016年全体の経常収支は2104億ドルの黒字、資本金融収支は470億ドルの赤字だった。

SAFEによると、16年の経常収支は対国内総生産(GDP)比で1.9%。15年の2.7%から低下した。

SAFEは国境をまたぐ資本フローのリスクについて、今年はおおむね制御されるとの見方を示した。

また、今年の資本・金融収支は引き続き赤字となるものの、赤字幅は幾分縮小するとの見通しを示した。

SAFEは、中国経済が依然として、弱い世界需要や米追加利上げの見通しがもたらす金融市場のボラティリティーに直面していると指摘した。

中国当局はここ数カ月の間、人民元を下支えし同国からの資本逃避を防ぐための措置を講じている。このため、1月は流出が鈍った可能性があるものの、1月末の外貨準備高は節目の3兆ドルを割り込んでおり、当局がいつまで通貨と外貨準備の両方を支えることができるのか、という疑問も生じている。

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