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欧州市場サマリー(8日)

2017年2月9日

[8日 ロイター] - <為替> 米国債利回りが低下する中、ドルが主要通貨に対して下落した。トランプ大統領の経済政策に不透明感が広がり、3月米利上げ観測が後退した。欧州各国の選挙を控え、安全資産とされる円が対ドルで上昇した。

<ロンドン株式市場> ほぼ横ばいで取引を終えた。住宅建設株が好調だったものの、エネルギー株などが売られて相場の勢いは打ち消された。

住宅建設のレッドロウ<RDW.L>は4.0%高。上半期決算を好感した。 FT100種の住宅建設株では、パーシモン<PSN.L>、テイラー・ウィンペイ<TW.L>、バラット・デベロップメンツ<BDEV.L>の上昇率が大きく、いずれも2.3%から3.0%の値上がりだった。

FT350種鉱業株指数<.FTNMX1770>は1.59%の下落。鉄鉱石生産で世界第2位のリオ・ティント<RIO.L>は1.7%安だった。コスト削減や鉄鉱石価格の回復で業績は見通しを上回ったが、アナリストらは利益確定売りに押されたと指摘した。 FT350種原油・天然ガス指数<.FTNMX0530>は1.25%の下落だった。米国で在庫が増えたことや中国の需要鈍化により、原油価格が続落したことが響いた。

<欧州株式市場> 堅調な企業の業績発表にけん引される形で続伸した。ただ、欧州各国で今年予定されている選挙の先行きを不安視し、銀行株は5週間ぶりの安値に落ち込んだ。

フランスの銀行大手ナティクシス<CNAT.PA>は3.2%安。ドイツ銀行<DBKGn.DE>とオランダのING<INGA.AS>も下落率が大きかった。

フランスの建設大手ヴァンシ<SGEF.PA>は4.7%高だった。増配し、2017年の収益見通しを上方修正したことが好感された。

スペインの建設大手ACS<ACS.MC>は2.8%高。オーストラリアで事業を展開する傘下のシミック<CIM.AX>が通期利益について11.5%増えたと発表し、17年も堅調な業績を見込んでいるとしたことで買われた。

<ユーロ圏債券> 国債利回りが総じて大幅低下した。仏大統領選をめぐる不透明感や欧州中央銀行(ECB)のテーパリング(資産買い入れの段階的縮小)懸念を背景に足元で債券売りが急速に膨らんでいたこともあり、この日は買い戻しが優勢となった。

株安や政治リスクが安全資産とされる独連邦債を引き続き支援し、10年債<DE10YT=TWEB>利回りは6ベーシスポイント(bp)低下の0.29%と、2週間半ぶりの低水準をつけた。

仏10年債<FR10YT=TWEB>利回りは9bp低下の1.01%。その他のユーロ圏国債利回りも軒並み5─9bp低下。

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