[ワシントン 8日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は8日、ギリシャの経済政策に関する年次審査報告を巡り、同国政府から悲観的過ぎると抗議されたことについて、さらなる改革が必要だとの見解を変えるつもりはないと言明した。

IMFは約4年ぶりに公表したギリシャ経済政策の年次審査で、同国は何年も緊縮財政を続けてきたが、なお債務水準が持続不能な状況にあると指摘。年金制度を貧困層支援の方向に再修正し、課税ベースを広げ、税率を下げて経済成長に弾みをつけるべきだと提言した。

これに対してギリシャ政府の報道官はIMFの「非論理的な要求」には屈しないと反発し、中央銀行も銀行システムに100億ドルの追加資本バッファー導入が必要だとしたIMFの意見に異論を唱えた。

それでもラガルド氏は年次審査について「われわれはこれらの冷徹な真実を誠心誠意伝えようと努力した」と強調。きっとギリシャ当局はわれわれの提言の一部を好まないだろうとしながらも「改革は絶対に必要だ。もし3回聞かれても、私は同じ答えをする」と述べた。