[9日 ロイター] - <為替> ドルが対円<JPY=>で約1%急伸して113円前半で取引されている。トランプ大統領が向こう数週間以内に、税に関する「驚異的な」計画を公表するとコメントし、ドルはおおむね上昇した。

<ロンドン株式市場> 続伸した。保険や銀行株が好調だった一方で、鉱業株は売られ、相場の重しとなった。

保険大手のスタンダード・ライフ<SL.L>は2.3%高、同業の大手プルーデンシャル<PRU.L>も2.1%高だった。銀行株ではロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>が2.5%の値上がり。FT100種で上昇率が最も大きかった。同業のバークレイズ<BARC.L> は2.0%高だった。

<欧州株式市場> 続伸し、STOXX欧州600種<.STOXX>は2週間ぶりの高値で引けた。堅調な業績を発表したフランスの銀行大手ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>と石油大手トタル<TOTF.PA>が値上がりした。

ソシエテ・ジェネラルは2.3%高だった。昨年10−12月期決算で純利益が予想を上回り、自動車リース事業を手掛けるALDを上場させることも発表した。

トタル<TOTF.PA>は1.3%高。第4・四半期の純利益が予想を上回り増配した。苦戦中のライバル企業の資産を買収する機会を狙っているとしている。

<ユーロ圏債券> フランス国債利回りが2週間ぶりに1%を割り込んだ。政治リスクが意識される一方、フランス国債がこのところ売られすぎたとの見方が優勢となった。

フランス10年債利回り<FR10YT=RR>は4ベーシスポイント(bp)低下して0.96%と、2週間ぶりの低水準だった。ドイツ国債との利回り格差も、4年ぶり高水準から縮小した。

大半の他国国債利回りも1─6bp低下した。イタリアとスペインの国債利回りがそれぞれ約5bp低下、伊10年債利回り<IT10YT=TWEB>は2.17%と2週間ぶりの低水準をつけた。一方で、ギリシャ2年債利回り<GR2YT=RR>は10.09%前後と、昨年6月以来の水準に上昇した。ギリシャ情勢をめぐる懸念が再燃し、域内安定に対する不安感が強まった。