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ドル113円後半でもみ合い、首脳会談を前に上昇一服

2017年2月10日

[東京 10日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル高/円安の113.69/71円だった。前日海外時間の流れを引き継ぐ形で日経平均株価が上昇し、一時113円後半まで上値を伸ばした。日米首脳会談を控えるなか、113円後半では戻り待ちの売りに頭を押さえられ、午後にドル高は一服商状となった。

午後のドル/円は、日経平均株価が高値もみ合いとなる中、113円半ばから後半でもみ合った。戻り待ちの売りに押されたが「まだドル買いの需要はありそうだ」(国内金融機関)といい、欧州時間にも地合いが継続するかに関心が寄せられた。

 「新たなドル買いが欧州勢からどれぐらい出てくるか。一巡すれば、日米首脳会談待ちというムードになりやすい」(同)との声が出ていた。

一方、米ホワイトハウスは9日、声明を発表し、トランプ大統領が中国の習近平国家主席と電話会談し、「1つの中国」政策の維持で合意したことを明らかにした。

市場では「現時点での現実路線といえる。相場の支えになるだろう」(別の国内金融機関)との思惑が聞かれた。

トランプ大統領はこれまで「一つの中国」原則を交渉対象とすることも示唆。これに対し、中国外務省は「交渉不可能」と反発していた。

市場では「良好な中国経済指標はリスクセンチメントにプラスの材料になる」(邦銀)との声も聞かれた。

中国税関総署が公表したデータによると、1月の中国輸出はドル建てで前年同月比7.9%増、輸入は16.7%増だった。ともに予想を上回った。貿易収支は513億5000万ドルの黒字。

午前のドル円は、前日海外時間に伝わったトランプ米大統領の税制改革に前向きな発言を受け、ドル買いが先行した。朝方113.10─20円台だったドルは、午前10時過ぎにかけて113.80円まで上昇。日経平均株価の上げ幅拡大が支えとなった。

日米首脳会談で為替が主要議題とならず、無難に終わる可能性が高いとの思惑で、ドル買い/円売りに安心感が出ているとの声も出ていた。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 113.69/71 1.0651/55 121.10/14

午前9時現在 113.42/44 1.0655/59 120.86/90

NY午後5時 113.25/27 1.0654/58 120.65/69

(為替マーケットチーム)

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