[ワシントン 10日 ロイター] - 米労働省が10日発表した1月の輸入物価指数は、エネルギー製品の値上がりを反映して前月比0.4%上昇した。上昇率は市場予想の0.2%を上回った。昨年12月の数字は当初発表の0.4%上昇から0.5%上昇に改定された。

前年同月比でみた1月の輸入物価は3.7%上昇で、2012年2月以来4年11カ月ぶりの大きな伸びとなった。12月は2.0%上昇だった。

世界的な需要増で石油をはじめとする一次産品が高くなり輸入物価を押し上げている。しかし、ドル高により物価全体への波及は限定的にとどまっている。

米国の主要貿易相手国の通貨に対して、ドルは昨年4.4%上昇した。上昇の大半は年末にかけての数カ月間に生じた。今年に入ってドルは貿易加重平均ベースで2.9%下落しているが、それでもドル高に伴う輸入物価の押し下げは当面続くことを示唆している。

輸入燃料の価格は前月比で5.8%上昇した。昨年12月は6.6%の上昇だった。燃料を除く輸入物価は0.2%の下落。12月は0.1%下落だった。うち食品は1.3%の値下がりだった。12月も1.5%下落していた。

輸入資本財の価格は0.1%の下落。12月は横ばいだった。自動車は0.5%下落で2015年1月以来の大きな落ち込みとなった。

自動車を除く輸入消費財は0.1%の値下がり。12月は0.2%の下落だった。

同時発表の1月の輸出物価は前年同月比で2.3%上昇し、12年1月以来の大きな伸びとなった。昨年12月は1.3%上昇だった。

農産品の輸出価格は前月比0.1%下落した。大豆の値下がりがトウモロコシの値上がりを相殺した。昨年12月は0.2%下落だった。  

産業用資材・原料の輸出価格は2カ月連続で上昇した。