[10日 ロイター] - <為替> 日米首脳会談への期待感からドルが急伸。トランプ大統領の税制改革に関する発言も引き続きドルの追い風となっている。主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.3%上昇して101.010と、11営業日ぶりの高値をつける場面もあった。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続伸した。保険や銀行株が好調だった一方で、鉱業株は売られ、相場の重しとなった。

保険大手のスタンダード・ライフ<SL.L>は2.3%高、同業の大手プルーデンシャル<PRU.L>も2.1%高だった。銀行株ではロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>が2.5%の値上がり。FT100種で上昇率が最も大きかった。同業のバークレイズ<BARC.L> は2.0%高だった。

銅価格の下落に伴って鉱業株は売り圧力にさらされた。アングロ・アメリカン<AAL.L>は2.7%、フレスニロ<FRES.L>は2.5%の値下がりで、下落率の大きさが目立った。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 企業の業績発表や堅調な鉱業株を材料に小幅続伸した。STOXX欧州600種<.STOXX>は、週間では約0.9%の上昇となった。ただ、銀行株はイタリアの銀行の先行き懸念が重しとなり、週間ベースで昨年11月以来の大きな下落となった。

STOXX600種資源株指数<.SXPP>は3.63%の上昇。上昇率は米大統領選でトランプ氏の勝利が決まった11月9日以来、最も大きかった。 

STOXX600種銀行株指数<.SX7P>は0.78%の下落。イタリアの銀行の業績が軟調だったことが重しとなった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 国債利回りが総じて上昇した。税制改革で近く抜本的な提案を行なうとしたトランプ米大統領の発言や堅調な中国貿易統計を受けて、世界的にインフレが加速するとの懸念が再燃した。

トランプ大統領の経済政策が成長率とインフレを押し上げるとの思惑から米国債利回りが上昇。さらに中国の貿易統計が前向きな内容となったことで、インフレ圧力が高まっているとの見方が広がった。これに加え、トランプ大統領が中国の習近平国家主席と電話会談を行い、「1つの中国」政策を維持するとの立場を表明。地政学リスクをめぐる投資家の不安が和らぎ、株高・債券安の展開となった。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]