[10日 ロイター] - 米国株式市場は主要3指数がそろって終値で過去最高値を更新した。原油高を好感しエネルギー株が買われたほか、トランプ米大統領の経済政策に対する楽観的な見方が再び高まった。

S&P総合500種<.SPX>は4日続伸。S&Pとダウ工業株30種<.DJI>は終値で2日連続、ナスダック総合<.IXIC>は4日連続の最高値更新となった。

エネルギー株指数<.SPNY>は0.8%上昇。石油輸出国機構(OPEC)加盟国の減産が合意水準の9割以上に達したとのデータが好感され、原油価格は1%超値上がりした。

S&P金融株指数<.SPSY>は0.2%上昇。米連邦準備理事会(FRB)で金融規制を担当するタルーロ理事が退任するとの発表が同指数を当初押し上げた。トランプ大統領がFRB当局者の陣容を調整する余地がさらに広がった。

フォート・ピット・キャピタル・グループのシニア株式分析アナリスト、キム・フォレスト氏は、トランプ政権が減税や規制緩和、インフラ投資といった投資家が期待する政策からずれ始めているとの懸念が出ていたが、「再び減税が焦点に戻った」と指摘する。「減税による1株利益の押し上げ効果だけでなく、経済へのプラスの影響に注目している」と話した。

個別銘柄では、ゲームソフト制作大手アクティビジョン・ブリザード<ATVI.O>が18.9%上昇。第4・四半期売上高が予想を上回ったほか、増配と10億ドルの自社株買いを明らかにしたことが買い材料。

靴メーカーのスケッチャーズUSA<SKX.N>は19.3%値上がり。第4・四半期は5.8%の増収と、市場予想を上回る伸びとなった。

小売大手シアーズ・ホールディングス<SHLD.O>も25.6%急伸。2017年度中に少なくとも15億ドルの債務および年金債務を圧縮し、10億ドル以上のコストを削減すると発表したことが追い風となった。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では上げ銘柄が下げ銘柄を上回り、比率は2.6対1だった。ナスダックも2.05対1で上げが下げを上回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 20269.37 +96.97 +0.48 20211.23 20298.21 20204.76 <.DJI>

前営業日終値 20172.40

ナスダック総合 5734.13 +18.95 +0.33 5726.18 5743.43 5717.42 <.IXIC>

前営業日終値 5715.18

S&P総合500種 2316.10 +8.23 +0.36 2312.27 2319.23 2311.10 <.SPX>

前営業日終値 2307.87

ダウ輸送株20種 9393.79 +62.62 +0.67 <.DJT>

ダウ公共株15種 669.68 +4.96 +0.75 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 963.05 -0.76 -0.08 <.SOX>

VIX指数 10.85 -0.03 -0.28 <.VIX>

S&P一般消費財 681.97 +3.69 +0.54 <.SPLRCD>

S&P素材 327.36 +2.97 +0.91 <.SPLRCM>

S&P工業 556.14 +4.13 +0.75 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 549.65 -0.35 -0.06 <.SPLRCS>

S&P金融 394.13 +0.94 +0.24 <.SPSY>

S&P不動産 193.13 +1.08 +0.56 <.SPLRCRE

C>

S&Pエネルギー 534.42 +3.96 +0.75 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 829.52 +0.99 +0.12 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 168.24 +0.43 +0.25 <.SPLRCL>

S&P情報技術 865.88 +1.91 +0.22 <.SPLRCT>

S&P公益事業 249.94 +1.53 +0.62 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.89億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 19360 - 20 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物3月限 円建て 19340 - 40 大阪比 <0#NIY:>