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北朝鮮、新型ミサイル発射実験に成功と発表

2017年2月13日

[ソウル 13日 ロイター] - 北朝鮮は13日、新型中長距離弾道ミサイル「北極星2型」の発射実験を12日に実施したと発表した上で、実験は成功だったと表明した。

国営の朝鮮中央通信社(KCNA)によると、発射実験は金正恩・朝鮮労働党委員長が立ち会った。同ミサイルには核弾頭の搭載が可能で、実験は近隣諸国の安全に配慮し、「高角発射方式」で実施されたという。

日米韓は、国連安全保障理事会の緊急会合開催を要請。米国連代表部の当局者によると、会合は13日午後に開催される見通しだという。

新型ミサイルは12日午前に北朝鮮の西岸から発射され、日本海に落下した。

韓国軍の関係筋が12日に明らかにしたところによると、ミサイルは高度550キロに達し、約500キロ飛行した。

北朝鮮は今回の実験で、固体燃料エンジンを使用したことを明らかにした。固体燃料エンジンは弾道ロケットの飛行距離を伸ばすほか、搭載に要する時間が短いことから、発射準備を短縮できる。

北朝鮮によるミサイル発射実験は、昨年11月の米大統領選後で初めて。

米当局者は週末、トランプ大統領の就任後間もなく、北朝鮮の「挑発」を想定していたと明らかにした。また、発射実験を受けて米政権はあらゆる選択肢を検討するが、断固とした姿勢を示しながらも緊迫化は回避するよう配慮する考えを示した。

韓国軍は13日、圧縮ガスによってミサイルを射出した後でロケットエンジンに点火する「コールドローンチ」と呼ばれる技術が使われたとの見方を示した。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の技術を利用したものだという。

米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのジョナサン・マクドウェル博士は、北朝鮮による固形燃料を使用した大型ミサイルの開発は「非常に強い懸念事項」だと述べた。博士は「この新型ロケットは、はるかに強く懸念しなければならないものだ。固形燃料を使用したロケットは、準備に時間をかけずに発射することができる」と指摘。「固形燃料による大型のロケットエンジンは、正常に機能させるのが困難であり、今回の実験は北朝鮮による大きな進歩と言える」という。

固形燃料は迅速な発射に加え、弾道ロケットの推進力を高め、射程距離を伸ばすことを可能にする。

KCNAは、今回の実験で「迎撃回避機能」や「新型ミサイルの発射台の機動性や稼働」を確認できたとしている。

*内容を追加し、写真を差し替え再送します。

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