[北京 12日 ロイター] - 中国保険監督管理委員会(保監会)の陳文輝副主席は、保険会社が「不合理な」株式投資や大規模なM&A(合併・買収)がはらむリスクに直面していると指摘した。12日付の人民日報が伝えた。

安邦保険や平安保険<601318.SS>といった中国の保険会社は、投資対象を低利回りの社債から不動産や国内外の保険・銀行の株式にシフトさせている。

人民日報によると、陳副主席は政府当局者との会議で、保険会社が長期的な投資を行い、実体経済に貢献することが望ましいとの考えを示した。

「2017年は、保険資金の活用にとって非常に難しい年になる」と述べ、当局が保険業界の「隠れた危険」に対処するとともに、企業側もリスクに「高度の警戒」をする必要があると指摘した。

副主席は、不合理な株式投資や大規模な国境をまたぐ活動に加え、厳格な規制を回避して緩い規制を志向する「規制の裁定行為」を問題として列挙した。