[ロンドン 13日 ロイター] - クレジットカード会社ビザが発表した1月の英消費支出(インフレ調整後)は前年同月比0.4%増となり、12月の2.5%増から急減速し、昨年8月以来5カ月ぶりの低い伸びとなった。個人消費が鈍化し始めている兆候が示された。

エコノミストの多くは昨年6月の欧州連合(EU)離脱決定を受けたポンドの下落を背景に、今年はインフレ率が上昇し、個人消費を圧迫すると予想している。

ビザのマネジングディレクター、ケビン・ジェンキンズ氏は「クリスマス期間中は好調だったが、新年に入って消費者が支出を抑制し始めている兆候が出た」と指摘。

ただ、1月の消費支出は前月比では0.5%増加。12月は2.5%減少していた。

ビザはクレジットカードとデビットカードを通じた支出を基に消費支出を算出。現金ではなく電子商取引で購入する割合が増えていることを踏まえた調整を行っている。公式な小売売上高統計と違い、娯楽や輸送、外食関連の支出が含まれている。