[シンガポール/香港 13日 ロイター] - 中国国有の中国中化集団(シノケム)が、シンガポール上場の資源・農産物商社ノーブル・グループ<NOBG.SI>への出資に向けて初期段階の協議に入った。関係筋3人が明らかにした。ノーブルの国際的なサプライチェーンの利用が目的とみられる。

関係筋によると、ノーブル幹部は最近中国を訪問し、シノケムの経営陣と協議。双方は米コネチカット州にあるノーブルの拠点でも会ったもようだ。協議はまだ完了しておらず、買収までこぎ着けるかどうかは不明だという。

シノケムからのコメントは得られていない。ノーブルの広報担当者はコメントを控えた。

香港に本社を置くノーブルはコモディティー価格の長期的な下落傾向に対応するため、事業の見直しや債務削減、流動性の改善を目指しており、この中でシノケムとの協議が開始した。

昨年11月、ノーブルは資産売却や株主割当増資、事業再編により20億米ドルの資金調達目標を達成したと発表した。