[ローマ 13日 ロイター] - イタリアのレンツィ前首相は13日、国政選挙の実施を控え、自身が率いる与党・民主党(DP)の党首選実施を求めた。

レンツィ氏は昨年12月の国民投票で、推進していた改憲案が否決されたことを受けて首相を辞任。当時外相を務めていた民主党のジェンティローニ氏が新首相に就任した経緯がある。

党内からは首相を退いた後も書記長(党首)にとどまっているレンツィ氏に対して、党首の座を退くよう求める声が出ており、レンツィ氏が求める年内の選挙実施の可能性は遠ざかっていた。

レンツィ氏は党内幹部に対し、「国政選挙前に党首選を実施するとの考えを受け入れることは常識だ」と述べた。

国政選挙の時期を決めるのは自身ではないとしているが、レンツィ氏の関係者はロイターに対し、同氏は党首選を4月に終えることを目指しており、国政選挙の6月実施もあきらめていないと話した。

民主党のベルサーニ元党首は、市場の不安を和らげるため、いかなる早期選挙の可能性も排除すべきだと訴えた。