[ベルリン 13日 ロイター] - メルケル独首相率いる与党・キリスト教民主同盟(CDU)のタウバー幹事長は13日、社会民主党(SPD)の首相候補であるシュルツ欧州議会前議長が「ユーロ共同債」の導入を支持していると批判した。

シュルツ氏は、9月の連邦議会選挙でメルケル首相の対抗馬となる。

CDUの選対トップを務めるタウバー幹事長は、ベルリンで記者団に「(シュルツ氏は)債務の共通化を支持した男だ」と発言。「トルコのEU(欧州連合)加盟を望んでいた男だ」とも批判した。

ドイツでは、ユーロ共同債を導入すれば、国内金利が上昇し、南欧諸国の財政健全化も停滞しかねないとの懸念が強く、メルケル首相は2013年の選挙でたびたびユーロ共同債への反対を表明した。

シュルツ氏は2012年にシュピーゲル誌に対し、南欧諸国の金利負担を和らげるには、ユーロ共同債が最適だが、あくまで「理論上」の話で、ユーロ共同債には一部の加盟国から反対の声が出ているとの見解を示していた。

SPDの選対担当者は「汚い選挙戦術の始まりとならないことを望む」とコメントした。