[ベルリン 14日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁は14日、2016年第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.4%増加したと発表した。海外貿易の落ち込みを、公共支出や個人消費などの増加が補った。

伸びは、ロイターのまとめた市場予想の0.5%をわずかに下回った。

前年比では1.2%増と、市場予想の1.7%増に届かなかった。

第3・四半期は前期比0.2%増から0.1%増へ下方修正された。第2・四半期は0.4%増から0.5%増へ上方修正された。

2016年通年では1.9%増と、5年ぶりの大きな伸びだった速報値と変わらずだった。

コメルツ銀行のアナリスト、Joerg Kraemer氏は「第4・四半期のGDPは、大半のエコノミストの予想を下回った。ただ、複数の信頼感調査は、過去数カ月で大幅に改善しており、受注は上向いている」と指摘。「このため、今年第1・四半期の成長率は若干上向く可能性がある」と述べた。

同時に発表となった1月の欧州連合(EU)基準のドイツ消費者物価指数(HICP)改定値は、前年比1.9%上昇。2013年7月以来の高い伸びとなった。

キャピタル・エコノミクスのアナリスト、ジャック・アレン氏は、物価の上昇は、主に食品とエネルギー価格の値上がりによるもので、コアインフレ率が数カ月以内に急上昇する可能性は低いとの見方を示した。

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