[モスクワ/パリ 14日 ロイター] - 仏大統領選の中道系独立候補、マクロン前経済相の選挙陣営が、ロシア政府系メディアから攻撃を仕掛けられていると表明した問題で、ロシアのペスコフ大統領報道官は14日、関与を否定した。

同報道官は、定例会見で「他国の内政、特に選挙プロセスへの干渉を意図したことはないし、そのような意図はない」と発言。「一部の国でヒステリックな反プーチン(ロシア大統領)運動が起きているのは明らかに事実だ」とコメントした。

世論調査によると、マクロン氏は、大統領選の最有力候補とみられている。同氏が結成した新党「アン・マルシュ(進め)」のリシャール・フェラン幹事長は13日、マクロン氏がロシアメディアによる「偽ニュース」の標的となっており、数千回に及ぶサイバー攻撃を受けていると非難していた。

フランス政府筋によると、サイバー攻撃の問題は、国防会議の議題となる見通し。

フェラン幹事長は、ロシアが極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首と中道・右派統一候補のフィヨン元首相の政策を好ましく思っており、両候補が「不思議なほど」ロシアメディアの批判を免れていると述べている。

同幹事長は14日、アン・マルシュのデータベースと電子メールボックスが攻撃を受けていると新たに表明した。