[ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会は14日、EU懐疑論に対する取り組みの一環として、物議を醸しそうな問題に対する立場を加盟国が明確に表明するよう投票制度を変更すべきだと提案した。

一定の化学品と遺伝子組み換え作物(GMO)の是非を巡り、対立が先鋭化したことを受けた。この件では、加盟国間で合意が成立せず、委員会に判断が委ねられる結果となった。

現行の制度では、全投票数の特定多数決で決定が下されるが、多くの加盟国が棄権して最低ラインを確保できないケースもある。不人気な政策を欧州委が採用し、批判が集まることになる。

新制度では、単純過半数で決定が下されるため、棄権は影響しなくなるという。欧州委はまた、EUレベルでの意思決定プロセスに対する透明性を高めるため、投票を公開にする方針。