[東京 15日 ロイター] - 東芝<6502.T>は15日午前、米原発事業による7000億円超の損失計上を受け、取引金融機関に対する説明会を開いた。格付けの引き下げで融資の前提となる財務制限条項(コベナンツ)に抵触する恐れがあるが、3月末までの融資継続するよう申し入れた。関係者によると、三井住友銀行など主力行は継続を表明した。

会合では、巨額減損の経緯や決算などを説明し、融資の継続を求めた。会合は1月以来2回目。1回目の会合では2月までの融資継続を求めたが、一部の地銀が応じなかった。今回の説明会では地銀などから同社の開示姿勢などを問う声が相次ぎ、当初予定の1時間を大幅に超えた。

東芝は、主力の三井住友銀行やみずほ銀行からの融資や、地銀や生保などによるシンジケート・ローンで約8000億円を借り入れているほか、7000億円超のコミットメントライン(融資枠)を持っている。このうち、シ・ローンの規模は2900億円となる。

(布施太郎 浦中大我)