[ロンドン 15日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した10─12月の失業率は4.8%と11年ぶりの低水準だった。ロイターのエコノミスト調査による予想中央値と一致した。

就業率は74.6%と過去最高を更新。就業者数は3万7000人増となった。

ボーナスを含む賃金の上昇率は前年比2.6%と、9─11月の同2.8%から鈍化。5─7月以降で初めて伸び悩んだ。

ロイターのエコノミスト調査では2.8%が見込まれていた。

12月単月の合計賃金上昇率は1.9%と、2月以来の低水準にとなった。ボーナスの支払い額が15年12月に比べ減少したという。

ボーナスを除く賃金の上昇率は前年比2.6%。事前予想は2.7%だった。

また1月の失業保険申請件数は4万2400件減の78万7400件だった。予想は800件増だった。

英国労働組合会議(TUC)のフランシズ・オグラディ書記長は「物価上昇の加速を受け、実質賃金上昇率は低下している」と指摘。「金融危機で生活水準が落ち込んだままの家庭を不安に陥れるだろう」と述べた。

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