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10年後、君に仕事はあるのか?
【第7回】 2017年3月1日
著者・コラム紹介バックナンバー
藤原和博

キャリアは「決める」ものではなく、「偶然」を掴み取るもの

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AIの台頭や一層のグローバル化、就活の地殻変動などの影響で到来する「仕事が消滅する時代」。本連載では、藤原和博氏の最新刊『10年後、君に仕事はあるのか?』の内容をもとに、「高校生に語りかける形式」で2020年代の近未来の姿や、未来を生き抜くための「雇われる力」の身につけ方などをお伝えしていく。今回は連載第7回目、テーマは「人生設計」。

人生は出会い頭の事故から始まる

 意外に聞こえるかもしれませんが、人生をあらかじめ設計しようとしてもうまくいくものではありません。99%が偶然の出会いによって起こると言っても過言ではないでしょう。

 人との出会いには限りません。物事との出会い、ちょっとした経験、偶然置かれた環境……そうしたものに影響されて、人生はどんどんズレていくものなんです。

 野球のイチロー選手やサッカーの香川真司選手、あるいはフィギュアスケートの羽生結弦選手や卓球の福原愛選手のような、まっすぐな人生を歩める人は稀です。

 逆に言えば、9割以上の人は運命づけられていない人生を歩みます。

 最初に入社した会社で、ある程度人生が決定されたのは、親の世代まででした。君たちは、どんどんズレていっていいんです。

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    藤原和博(ふじはら かずひろ)

    教育改革実践家。奈良市立一条高等学校校長。元リクルート社フェロー。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校の校長を務める。2008年~2011年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016年、奈良市立一条高等学校校長に就任。 『人生の教科書[よのなかのルール]』『人生の教科書[人間関係]』(いずれも、筑摩書房)など人生の教科書シリーズ、『35歳の教科書』(幻冬舎)、『坂の上の坂』(ポプラ社)、『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』(東洋経済新報社)など著書多数。

     


    10年後、君に仕事はあるのか?

    近い将来、AIの台頭や一層のグローバル化、就活の地殻変動などの影響で到来する「仕事が消滅する時代」。そんな時代に必要とされるのが、「雇われる力」(エンプロイアビリティ)だ。 本連載では、教育改革実践家である藤原和博氏の最新刊『10年後、君に仕事はあるのか?』(ダイヤモンド社)の内容をもとに、2020年代の近未来を生き抜くための「雇われる力」の身につけ方をお伝えする。若手ビジネスパーソンや中高生の子どもを持つ保護者には、ぜひ一読していただきたい内容だ。

    「10年後、君に仕事はあるのか?」

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