[15日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨バスケットに対し横ばい。堅調な米指標を受けて一時1カ月ぶりの水準に上昇したが、その後は利食い売りが優勢となった。対円では114.26円と、2週間ぶり高値近辺で取引されている。

<ロンドン株式市場> 反発し、FT100種<.FTSE>は1カ月ぶりの高値で引けた。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が議会証言でタカ派的な発言をしたことで早期利上げが意識され、銀行株が買われた。金属価格の上昇で鉱業株も値上がりし、相場全体を下支えした。

中型株が中心のFT250種<.FTMC>とFTSE小型株指数<.FTSC>はともに過去最高値を更新し、前日の勢いを維持した。

FT350種銀行株指数<.FTNMX8350>は1.45%高。18カ月ぶりの高値をつけた。

HSBC<HSBA.L>とロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、バークレイズ<BARC.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、スタンダード・チャータード(スタンチャート)<STAN.L>が1.2%から2.4%値上がりした。

<欧州株式市場> 上昇して取引を終えた。この日も企業の業績発表が主な取引材料となった。銀行株はフランスの金融大手クレディ・アグリコル<CAGR.PA>の値上がりがけん引する形で約3週間ぶりの高水準となった。

クレディ・アグリコルは4.8%高。昨年第4・四半期の利益の落ち込みが市場予想より小さかった。一部投資家の懸念対象となっていた傘下のリテール銀行LCLの業績が特に評価された。

フィンランドの包装材大手フッタマキ<HUH1V.HE>は8.7%高。業績内容が好感され、STOXX欧州600種で最も上昇率が大きかった。

オランダのビール醸造大手ハイネケン<HEIN.AS>は3.7%高だった。利益目標を維持したことが評価された。

<ユーロ圏債券> より早期の米利上げ観測が強まる中、ドイツ国債利回りが1週間半ぶりの高水準をつけた。

ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>が2ベーシスポイント(bp)上昇して0.39%を記録した。

域内他国の国債利回りも大半が2─4bp上昇した。

ギリシャ2年債利回り<GR2YT=RR>が約50bp上昇して9.74%、10年債利回り<GR10YT=TWEB>は25bp上がって7.94%。ユーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長が、ギリシャ金融支援に伴う審査について、20日の会合までに合意に達するとは思わないと述べ、同国債を圧迫した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]