[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米大統領が労働長官に指名したアンドリュー・パズダー氏は15日、指名を辞退すると発表した。同氏の指名承認を巡っては、上院で必要な賛成票が集まらないとの懸念が強まっていた。

フリン大統領補佐官が辞任したばかりのトランプ政権にとって、新たな打撃となる。

パズダー氏はファストフードチェーンの「カールス・ジュニア」や「ハーディーズ」を展開するCKEレストランツ・ホールディングスの最高経営責任者(CEO)。同氏は声明で「慎重な検討と家族との話し合いの結果、労働長官の指名を辞退する」と表明した。

同氏は就労許可のない不法移民を家政婦として雇っていたと今月に入って認めたほか、一部店舗の従業員による賃金やセクハラ問題をめぐる訴訟にも直面している。また、前妻が過去に虐待被害を訴えていたことが判明したが、前妻の主張はその後撤回された。

承認公聴会を16日に控え、上院では少なくとも7人の共和党議員が同氏を支持しないことが明らかになっていた。

*内容を追加しました。