[ニューヨーク/ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米政権は15日、医療保険制度改革法(オバマケア)について、個人向け販売のマーケットプレイス(エクスチェンジ)に関するルール変更を提案した。

保険会社は良い出発点と評価しているが、消費者にとってはコスト上昇につながる可能性がある。

トランプ大統領と議会共和党はオバマケアの見直しを目指しているが、代替案での合意は難航している。

米厚生省の担当部署がまとめた新ルールでは、オバマ政権が導入した制度を補強するための修正を提案。加入手続きを厳格化するほか、未納保険料の回収を保険会社に認め、加入・解約を繰り返すことを難しくする案などを提示した。

所得に応じた補助など、法律による修正が必要な課題には踏み込んでいない。

アナリストはこれらの提案について、保険会社の収益にプラスとなる可能性があるが、どの程度かは分からないとの見方を示した。

これとは別に、トランプ政権は15日、医療保険への加入義務の監視強化を見送った。2016年分の納税申告から、医療保険に加入しているか、非加入の場合は罰金を支払ったか回答することが義務付けられる予定だったが、米内国歳入庁(IRS)は15日、規制緩和に関する大統領令を受け、医療保険に関する回答がない納税申告も受け付ける方針を明らかにした。