[メルボルン 16日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のルーシー・エリス総裁補は、国内の住宅ローンの大半は返済能力のある富裕層による借り入れだ、との認識を示した。

同総裁補は、高所得層は、居住用の住宅以外にも投資目的で不動産を購入することがあると指摘。「そのため、国内の住宅ローンの大半は、最も返済能力がある人々が借りている」との考えを示した。

その上で、低所得層で住宅ローンを組んでいる人は、所得に対して比較的高水準の債務を抱えている傾向があると指摘。全般的に安定している状況において、将来問題化するかもしれない要因があることを認識すべきだ、との考えを示した。

オーストラリアの家計債務は、他の先進国よりも比較的高水準。そのため、金融安定を脅かす可能性を指摘する声もある。