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東芝、メモリー事業の価値で3月末は実態資産超過=三井住友銀頭取

2017年2月16日

[東京 16日 ロイター] - 三井住友銀行の国部毅頭取は16日、米原子力事業の巨額損失で2017年3月末に債務超過に陥る可能性が高まっている東芝について、「実態的には資産超過」との考えを示し、支援を続ける考えを表明した。全銀協会長会見で語った。

東芝は、米原子力事業の減損損失が7000億円超になり、メモリー事業の売却などの資本増強策が間に合わなければ、3月末の株主資本が1500億円のマイナスとなり、債務超過になる見通し。その場合、同社は東証1部から2部に降格となる。

国部頭取は会見で、「表面上は株主資本はマイナスになるかもしれないが、分社化するメモリー事業の価値を勘案すれば実態的にはプラスだと考えている」と述べた。

主力取引行の三井住友銀行やみずほ銀行などは、3月末に一時的に債務超過に陥ったとしても、メモリー事業の株式を過半数以上売却すれば、当初計画の20%未満よりも巨額の資金が得られると判断しており、3月末の債務超過を受け入れ、資金繰り面でも支える方針だ。

国部頭取は会見で、東芝について「内部管理やリスク管理などについて課題がありメインとして残念」と述べた上で、「ガバナンスの再構築や事業ポートの見直しなどの具体的な対策を聞き、メインバンクとしてサポートする」とした。

*カテゴリーと写真を追加しました。

(布施太郎)

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