インリージャパン

全国で展開する“太陽光発電投資”を支える
NOと言わない物流インフラ

著者・コラム紹介
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太陽光発電投資で急成長する「エコスタイル」。太陽電池モジュールのリーディングカンパニーであるインリー・グリーンエナジージャパンの物流インフラは、全国展開するエコスタイルの数多くの案件をスムーズにさばいている。その秘訣はどこにあるのか。両社の物流担当者に聞いた。

インリージャパン 関西支店
ビジネスオペレーション部 CS課
阪上 良枝

 1年前のある朝、インリー・グリーンエナジージャパン(以下、インリージャパン)関西支店のビジネスオペレーション部CS課の阪上良枝氏は、少し焦っていた。大型台風が中国地方を直撃、山口県の現場で荷受けができなくなり、納品が急きょキャンセルになってしまったのだ。

 だがすでにトラックは昨晩のうちに関西倉庫(大阪市)を出て現地に向かっている。今トラックを引き返させたら、余分な料金が発生してしまう。

 「そこで急遽、納品現場に近い場所、山口・宇部近辺で仮置きのできる倉庫を探しました。取りあえずそこに保管し、荷受けが可能になった時点で再納品することを検討したのです。エコスタイルさんと連絡を取り合いながら、その手配を迅速に行い、事なきを得ました」

 一方のエコスタイル管理本部行程管理課の塩見民恵課長はこう回想する。

 「こちらも荷受けする現場サイドの状況を刻々確認し、荷受けするまでの日程を急いで提出しました。保管してもらえる倉庫が見つかるかどうか不安でしたが、インリージャパンさんの物流担当者は決して“NO”とは言わない。このときも信頼していました」

一連の物流の業務は
日本法人がハンドリング

 インリージャパンにとって、物流は重要な位置を占めている。もともと太陽電池モジュールの納品先は、市街地ではなく発電に適した山間部などが多く、通常の物流では対応できない。地図にない場所などもあり、事前の下見や経路の情報収集が必須となる。

 特にエコスタイルの場合、太陽光発電投資のターゲットとなる設備は50キロワット未満で農地からの転用が多く、軽車両は通行できてもトラックが入りにくい経路も珍しくない。その場合、途中まで2トン車で行き、軽トラックに積み替えながら現地にピストン輸送するなどの手配が必要となる。その際も、両社の間で綿密な打ち合わせが必要となる。

エコスタイルの施工現場。(1)太陽電池モジュールを積んだ4トントラックが2台到着 (2)26枚入りのパレットが約七つ。クレーンで降ろされていく (3) 架台を点検 (4)設置完了

 「太陽電池モジュールの物流で一番大切になるのは、スケジュール通りに現地で荷降しすることです。納品の時間厳守は当たり前で、到着が遅れると施工がストップしてしまい、現場で作業ができずに工期が伸びてしまうからなのです」と阪上氏は説明する。

 インリージャパンでは、中国工場の出荷から日本国内の顧客の現場まで、一連の物流業務を全て日本法人でハンドリングしている。通関以降の現場までの物流は、日本通運と密接なパートナーシップを築き、顧客のオーダーに柔軟に対応できる体制を整えている。急な納期の日程変更やトラブルに対処できるのはそのためだ。

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