[モスクワ 26日 ロイター] - ロシアの首都モスクワの中心部で26日、2年前に殺害された野党指導者ボリス・ネムツォフ元第1副首相=当時(55)=を追悼する数千人規模のデモが行われ、参加者らは事件の真相解明を訴えた。

プーチン大統領を批判していたネムツォフ氏は2015年2月27日夜、女友達とレストランから歩いて帰宅する途中にクレムリン付近の橋で射殺された。

捜査当局はチェチェン人の男数人を殺人罪で起訴したが、ネムツォフ氏の娘の弁護士らは、誰が射殺を命じたのか、黒幕が明らかになっていないと主張。プーチン氏は、捜査への支持を表明している。

デモには、警察の発表によると5000人、民間団体によると1万5000人が参加した。デモを組織した野党活動家のイリヤ・ヤシン氏は、ネムツォフ氏を殺害した実行犯だけでなく、「殺害を指示した者」にも裁きを受けさせたいとロイターに語った。

ネムツォフ氏は、プーチン氏の支配を厳しく非難する報告書の著者。殺害直前には、ロシア軍のウクライナでの活動に関するレポートを準備していた。