[北京 27日 ロイター] - 中国国家外為管理局(SAFE)の潘功勝局長は27日、外為市場への監視を今年は一層強める方針を示した。また、政策の透明性を高め、金融市場の開放をさらに進める意向も表明した。

潘局長はウェブサイトに掲載された声明で、中国の外為市場は比較的安定しており、国外への資本流出が均衡のとれた状態になりつつあるとの見解を示した。

中国当局はここ数カ月、人民元安を阻止するため数々の資本流出抑制措置を講じる一方、海外からの一段の資本呼び込みを図っている。

SAFEは最近、深センで500億元(73億ドル)規模の地下銀行を摘発。企業が海外送金に偽造取引や偽造書類を利用したケースなども見つけた。

また、中国公安省が26日にウェブサイト上で発表した声明によると、中国の警察は昨年、9000億元(1310億ドル)以上の資金が絡む380以上の地下銀行を取り締まり、800人以上の容疑者を逮捕した。

中国の外貨準備は1月に6年近くで初めて3兆ドルの大台を下回った。

ただ、減少幅はここ7カ月で最低で、資本流出に対する取り組みが少なくとも現時点では奏功していることが示唆された。

このところのドル安も、人民元や他の新興国通貨に対する下押し圧力緩和に寄与している。

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