株式レポート
2月28日 8時3分
マネックス証券

米国市場は小幅に続伸 ダウ平均は12営業日連続で史上最高値を更新 日本市場は米国株高と円安で反発か - 市況概況

NYダウ: 20837.44  △15.68 (2/27)
NASDAQ: 5861.90  △16.59 (2/27)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

1.概況
米国市場はトランプ米大統領の議会演説を翌日に控え政策への期待から小幅に続伸となりました。利益確定の売りが出て下落して始まったダウ平均はしばらくしてプラスに転じましたが、上値が伸び悩むと再びマイナスとなりました。しかし、下げ渋ると午後に入ってプラスに転じそのまま15ドル高の20,837ドルと小幅に上昇して取引を終えました。ダウ平均は12営業日連続で史上最高値を更新しています。また、S&P500株価指数も2ポイント高の2,369ポイントとなり連日で史上最高値を更新したほか、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も16ポイント高の5,861ポイントと続伸となっています。

2.経済指標等
1月の米耐久財受注額は前月比1.8%増となり市場予想を上回りました。しかし、民間設備投資の先行指標となる非国防資本財から航空機を除いたコア受注は0.4%減と4カ月ぶりのマイナスとなり市場予想を下回っています。1月の中古住宅販売仮契約指数も前月比2.8%低下の106.4となり上昇を見込んでいた市場予想を下回りました。

3.業種別動向
業種別S&P500株価指数は全11業種のうちエネルギー、不動産、金融などの6業種が上げました。一方で電気通信サービス、公益事業、生活必需品などの5業種が下げ、電気通信サービスは1%を超える下落となっています。

4.個別銘柄動向
決算が市場予想を上回った美術競売のサザビーズ(BID)が急伸しました。同業との身売り交渉が進展しているとの報道を受けて高級服飾のケイト・スペード(KATE)も大幅高となっています。また、著名投資家のウォーレン・バフェット氏が1月に保有株式をそれまでの2倍以上に増やしたと明らかにしたアップル(AAPL)も小幅に上げたほか、トランプ米大統領が医療保険会社の幹部と会談し、医療保険制度改革法(オバマケア)の撤廃を約束したことからユナイテッドヘルス・グループ(UNH)も上げています。一方で投資判断と目標株価の引き下げを受けて電気自動車メーカーのテスラ・モーターズ(TSLA)が大幅安となりました。

5.為替・金利等
長期金利は0.05%高い2.36%となりました。ドル円は112円台後半で推移しています。

【VIEW POINT: 今日の視点】
米国株高に加え、ドル円が円安に振れていることから本日の日本市場は反発でのスタートが予想されます。明日にトランプ米大統領の議会演説を控え様子見となりやすいなかで日経平均が昨日割り込んだ25日移動平均線(昨日時点で19,191円)を引けで回復できるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

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(マネックス証券)


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