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ザ・ワーク 人生を変える4つの質問
【第3回】 2011年4月20日
著者・コラム紹介バックナンバー
バイロン・ケイティ [『ザ・ワーク』著者]

苦しみの原因は、考えに対する執着、
つまり思い込んでしまうこと
「ワーク」の基本的な考え方・その3

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心のパラダイム変換を促す画期的な方法、「ワーク」の基本的な考え方の3つ目は、自分の考えを理解すること。自分の考えを信じ(ビリーフ)、思い込んでしまうと苦しむことになる。「考えは、そよ風や木々の葉、雨のしずくのようなもの」と語るバイロン・ケイティの言葉を味わってみよう。
(連載第1回と、著者のインタビュー映像はこちら

3 自分の考えを理解する

 考えというものは、信じさえしなければ無害です。苦しみの原因となるのは、考えそのものではなく、考えに対する執着です。

 考えに執着するというのは、それについて探求することなく、信じてしまう<思い込んでしまう>ことを意味します。「ビリーフ」というのは、長い間(多くの場合、何年も)執着してきた考えのことです。

 大半の人は、自分とはこういう人間なんだという考えを信じています。けれどもある日、私は気づいたのですが、自分が息をしているわけではなく、息をさせられているのです。また驚くべきことに、自分が何かを考えているのではなくて、考えさせられているのです。

 考えるということは、個人がやっていることではありません。朝、目を覚まして、「今日は何も考えないようにしよう」と思ったところで、時すでに遅し。すでに考えてしまっています。考えというのは、おのずと現れるものです。どこからともなくやってきては去る、晴天の雲の動きのようなものです。とどまることなく、通り過ぎていくだけです。考えというものは、真実だと思い込んで執着しない限り、害はありません。
 

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    Photo: Scott London

    バイロン・ケイティ [『ザ・ワーク』著者]

    1986年に「現実に目覚める」体験をして以来、世界31言語、数百万もの人々にワークを紹介。公開イベントの他、ビジネス、大学、学校、教会、刑務所、病院などで活動している。著書に、全米ベストセラーの『ザ・ワーク』(ダイヤモンド社)、『探すのをやめたとき 愛は見つかる』(創元社)など。

    ウェブサイト www.thework.com/nihongo


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