[ブリュッセル 1日 ロイター] - 欧州連合(EU)加盟国が、英国の離脱通告に関する首脳会議を4月第1週の後半に開催する予定であるという通知を受けたことが、EU筋の話で1日明らかになった。ただ、最終的な日程はメイ英首相が実際に離脱通告を行う時期に左右される。

正式な離脱交渉は、メイ英首相がリスボン条約50条の発動を通告することで開始する。ロイターが入手したEU内部の予定表ではメイ首相の通告に関する英国を除く27加盟国の首脳会議は4月6日に記されており「確認中」とされている。

1人の関係筋によると、トゥスクEU大統領は各国首脳に対して4月6─7日に首脳会議を実施する可能性があると通知。首脳会議ではメイ首相の通告の内容に基づいて、交渉に向けた指針を策定する見通し。

首脳会議はメイ首相が離脱を通告する書簡を送ってから約4週間経なければ開催できないため、3月半ばに書簡が送られてくることを前提にしたとみられる。

ただ、英上院は1日、離脱通告の権限をメイ首相に与える法案に対し、一部修正を行うことを可決。英政府は法案が7日に成立すると見込んでいたが、13日以降に後ずれすることになった。このため、メイ首相が9日のEU首脳会議で通告を行う可能性はなくなった。

英国のブロークンシャー北アイルランド相は1日、ブリュッセルでロイターに対し、日程の特定はできないが、月末までにリスボン条約50条を発動できると確信していると述べた。