[東京 2日 ロイター] - 日銀が2日発表した市中の現金と金融機関の手元資金を示す日銀当座預金残高の合計であるマネタリーベース(資金供給量)の2月末の残高は433兆6596億円となり、前月末の435兆4926億円から減少した。減少は2カ月連続。

2月中のマネタリーベースの平均残高は前年比21.4%増の430兆9696億円で、前月比では6カ月ぶりの減少となった。マネタリーベースの構成要因ごとの月中平均残高は、金融機関の手元資金を示す当座預金が前年比28.0%増の327兆4851億円、紙幣は同4.5%増の98兆7652億円、貨幣は同1.1%増の4兆7193億円だった。

日銀は、昨年9月の金融政策決定会合で「長短金利操作付き量的・質的金融緩和(QQE)」を導入し、政策の軸足をそれまでの「量」から「金利」に転換した。

一方、インフレ期待を強めることを狙いに「物価上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで、マネタリーベースの拡大方針を継続する」とのコミットメントを打ち出している。