[ウェリントン 2日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)のウィーラー総裁は2日、トランプ米大統領の保護主義的政策が不透明感の大きな要因になっているとの認識を示した。一方、今後の金利動向を巡るリスクは均衡していると指摘した。

総裁の発言後、ニュージーランド(NZ)ドル/米ドル<NZD=D4>は講演前の0.7144ドルから0.7166ドルに上昇した。

中銀のウェブサイトに掲載された原稿によると、ウィーラー総裁は講演で「不透明感の最大の要因は米政権の『米国第一主義』を巡る政策に関連している」と述べた。

ニュージーランドのような小規模で開かれた経済国は外的ショックの強い打撃を受けると指摘し、「こうした状況を踏まえ、金融政策の変更が必要かどうか検討する」と表明した。

また「世界経済のリスクバランスは下向き」との認識を示した。

国内経済については、住宅市場が最大のリスクだとしたが、ここ数カ月で価格は落ち着いたとも述べた。

NZ中銀は2月、政策金利を過去最低の1.75%に据え置き、2年以上この水準に据え置く可能性を示唆した。