[ワシントン 1日 ロイター] - セッションズ米司法長官は上院議員だった昨年、ロシア大使と2度面会したにもかかわらず、承認公聴会で大統領選中のトランプ陣営とロシアとの接触の可能性をめぐる質問に対し、自身の面会の事実を明らかにしていなかった。米紙ワシントン・ポストが1日、司法省関係者の情報として報じた。

報道によると、2度の接触のうち1回はキスリャク駐米ロシア大使との間で昨年9月、セッションズ氏の議員事務所で行われた私的な面会だった。米情報当局者の間では、昨年9月はロシアによる米大統領選への介入が強まった時期とされている。

ワシントン・ポストによると、セッションズ氏は昨年7月と9月にロシア大使と接触した当時、上院軍事委員会のメンバーであると同時に、トランプ氏の外国政策アドバイザーも務めていた。

今年1月の下院司法委員会の公聴会では、トランプ氏の選挙戦に関わった人物が選挙期間中にロシア政府と接触した証拠が出てきたらどうするか、との議員の質問に対し、「そうした活動は承知していない」と答え、「私自身、ロシアとのやりとりはしていない」とも述べた。

ワシントン・ポストによると、司法省当局者はセッションズ氏の面会について、上院軍事委員会メンバーとしてのものだったと説明した。

司法省とホワイトハウスはロイターの取材に対しコメントを控えている。