[北京 2日 ロイター] - 中国国家外為管理局(SAFE)の副局長を務めるFang Shangpu氏は、中国は国内で競争力のある開かれた為替市場を創設するとともに、柔軟な為替相場制度により、クロスボーダーの資本フローの影響を制御させることを許容すべきとの考えを示した。SAFE所有の出版物に論説を掲載した。

また為替相場は、外為の資源配分や国際収支の面でも一段の中核的な役割を果たすようにすべきだとした。

中国は海外投資家に対し国内為替相場の開放に取り組む一方で、資金の国外流出の抑制を図っている。

同氏は為替相場を深化させるとともに、取引ツールや市場参加者を増やし、多層的で包括的な取引プラットフォームを確立するよう求めた。

一方で、銀行の外国為替事業については信頼性や法律順守を確実にするため監視を強化すべきとし、資金流出の管理強化を求めるSAFEの立場をあらためて主張した。クロスボーダーの資金フロー管理を銀行のマクロプルデンシャルリスク評価の枠組みに盛り込むとともに、クロスボーダーの資金フローに関するカウンターシクリカルな管理の政策手段を改善する方針を示した。