[東京 3日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク時間午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の114.23/25円だった。3月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げはほぼ織り込みが進んだとして、東京市場では利益確定売りに押され、朝方からドル/円はじり安となった。

午後のドル/円は114円前半での小動きが続いた。一時114.07円に下押ししたが、押し目買いを支えに、やや持ち直した。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えた様子見ムードが出ていたといい、取引は徐々に細ったもよう。

ソシエテ・ジェネラル銀行の為替資金営業部長、鈴木恭輔氏は「債券の先物も織り込むところまで織り込んでおり、ドル/円は行き先を見失っている」と指摘していた。 米国の利上げの行方をめぐり、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長などFRB高官らの講演に関心が集まるが、周辺を固める高官らからは既にタカ派寄りの発言が相次いでいる。イエレン議長自身も2月の議会証言の際に、ややタカ派寄り姿勢と受け止められた経緯があり、ソジェン銀の鈴木氏は「きょうタカ派発言があっても、サプライズ感は乏しいのではないか」とみている。 ドル/円はドル主導の相場となっており、主要通貨に対するドル指数<.DXY>は足元で102付近にある。直近の高値は年末年始ごろの103付近で、FOMCにかけて仮にこの水準まで上昇するとしても「足元の相関からはドル/円の上値は115─115円半ばにとどまる。上値を追うより、上昇したところでは戻り売りが優勢になるのではないか」(鈴木氏)との見方が聞かれた。

午前のドル/円は、朝方に高値114.48円をつけた後、午前11時にかけて114.16円までじりじり値を下げた。前日は米国の3月利上げに対する織り込みが進んでドル買いが優勢となったが、この日の午前は材料に乏しく、利益確定やポジション調整の売りが出やすかったという。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 114.23/25 1.0516/20 120.12/16

午前9時現在 114.34/36 1.0505/09 120.12/16

NY午後5時 114.41/43 1.0506/07 120.20/24

(為替マーケットチーム)