[4日 ロイター] - 今週(3月6─10日)の米株式市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利上げを占う上で重要な10日発表の2月米雇用統計が注目されている。

1月の非農業部門雇用者数は予想を上回る22万7000人増だった。2月は、やや鈍化して19万人増と市場は予想している。これに先立つ8日に、2016年第4・四半期の労働生産性(非農業部門)の改定値が発表される。速報値は年率換算で前期比1.3%上昇だったが、1.5%上昇に小幅上方改定されると予想されている。

7日に発表される1月の貿易収支は、赤字額が480億ドルに拡大すると予想されている。8日には1月の卸売在庫が発表される。

FRB関連では、ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁が6日に「大き過ぎてつぶせない(Too Big to Fail)」をテーマに講演する。同総裁は昨年、公的資金による金融機関救済回避に向けた提案を行っている。

企業決算は、9日に文具・事務用品販売ステープルズ<SPLS.O>が第4・四半期(2016年11─17年1月)決算を発表する。クリスマス商戦があった四半期の売上高は、ウォルマート・ストアーズ<WMT.N>やアマゾン・ドットコム<AMZN.O>などとの競争激化で前年割れとなる見通し。

6日から10日までテキサス州ヒューストンでエネルギー関連の国際会議「CERAウィーク」が開かれ、エネルギー関係当局者や業界関係者が出席する。