住宅ローン借り換え比較ランキング[2017年]
2017年3月8日公開(2017年4月10日更新)
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「住宅ローン借り換え比較ランキング[2017年]」

著者・コラム紹介

住宅ローン借り換え比較ランキング[2017年]

ザイ・オンライン編集部

住宅ローン金利の最新動向チェック【2017年3月】
10年固定で金利を上げる銀行が続出するも、
りそな銀行の絶対優位は変わらず

2017年3月の住宅ローンの金利は、先月同様、10年固定で大きな動きがありました。トップ3が揃って金利を上げるというもので、先月とは逆の動きです。35年固定も数社が金利を上げました。10年以上の固定金利は今後も上昇傾向が続くのか、注目です。借り換えを中心に各銀行・金融機関の動きを見ていきましょう。(住宅ローンアドバイザー 淡河範明)

 2017年2月の債券市場は、日銀の金融政策で「10年国債金利は0%程度」とターゲットが明確にされていることを受け、10年国債は0.5~1.1%の間で安定的な動きとなりました。今後も、国債買入による資金供給拡大の継続が金利の低位安定をサポートすると思われます。

 しかし、住宅ローン金利は、金利を下げるよりも、金利を上げる金融機関の数が上回り、10年以上の固定金利は平均的に金利が上昇しました。異常ともいえる超低金利の訂正が始まるのか、要注目です。

「変動金利」は楽天銀行が不動の1位
新生銀行が表面金利を引き下げ攻勢へ

「変動金利」は先月に続き、ほとんどの銀行・金融機関が金利を変更していません。現在、調査対象の16社中2社のみが金利を下げました。

【2017年3月最新版】競争が激しく、過去最低水準!
◆「変動金利」住宅ローン金利ランキング(借り換え)
※借入金額3000万円、借入期間35年
順位
(前月)
銀行名 <商品名>
実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料
(税込)
事務手数料
(税込)
1位
(1位)
◆楽天銀行 <変動金利(固定特約付き)変動金利>
0.571% 0.507% 0円 32.4万円
2位
(2位)
◆住信SBIネット銀行 <通期引下げプラン 頭金20%以上 変動金利>
⇒公式サイトはこちら!
0.575% 0.447% 0円 借入額×2.16%
2位
(2位)
◆SBIマネープラザ <MR.住宅ローンREAL 頭金20%以上 変動金利>
⇒公式サイトはこちら!
0.575% 0.447% 0円 借入額×2.16%
2位
(2位)
◆アルヒ <MR.住宅ローンREAL 頭金20%以上 変動金利>
0.575% 0.447% 0円 借入額×2.16%
>>「変動」住宅ローン金利ランキング(借り換え)はこちら!
>>「変動」住宅ローン金利ランキング(新規借入)はこちら!

 諸経費など込みで計算した「実質金利」では、今月も楽天銀行が1位となりました。2位は、相変わらず混戦が続いています。

 上位には顔を出しませんでしたが、新生銀行は金利を引き下げた数少ない銀行です。2月の0.55%から、0.48%に引き下げており、再び攻勢をかけてきました。ただし、新生銀行の変動金利は、半年を過ぎると当初とは違う優遇制度が適用されるため、「実質金利」では、0.858%と高くなります。表面金利だけの低金利に惑わされないように注意しましょう。

「5年固定」も楽天銀行が1位をキープ
金利を果敢に下げてきたイオン銀行が2位浮上

 「5年固定金利」は、あまり変化がなく、調査している銀行16社の内、5社が金利を上げ、金利を下げた金融機関は1社でした。

【2017年3月最新版】変動か10年固定との金利差が少ない!
◆「5年固定」住宅ローン金利ランキング(借り換え)
※借入金額3000万円、借り入れ期間35年
順位
(前月)
銀行名 <商品名>
実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料
(税込)
事務手数料
(税込)
1位
(1位)
◆楽天銀行 <変動金利(固定特約付き)5年固定>
0.691% 0.944% 0円 32.4万円
2位
(3位)
◆イオン銀行 <金利プラン(定率型)5年固定>
⇒公式サイトはこちら!
0.763% 0.800% 0円 借入額×2.16%
3位
(2位)
◆みずほ銀行 <最後まで変わらずおトク!(ネット) 5年固定>
0.765% 0.725% 借入額×2.06% ※1 3.24万円
※表面金利が1位の住宅ローン(5年固定)

三菱UFJ信託銀行 <当初固定期間引下型 5年固定>
実質金利4位
0.797%
表面金利1位
0.380%
借入額×2.06% ※1 3.24万円
>>「5年固定」住宅ローン金利ランキング(借り換え)はこちら!
>>「5年固定」住宅ローン金利ランキング(新規借入)はこちら!

 5年国債の利回りはあまり変化がなかったのですが、住宅ローンの5年固定は金利を引き上げる動きが広がりました。そのなかで、イオン銀行だけは金利を引き下げ、攻めに転じて、順位を一つ上げて2位となりました。

 イオン銀行は、金利の更新に特徴があります。多くの金融機関は月初に金利を変えることが多いのですが、イオン銀行は毎月10日に変更しています。大多数の金融機関は月初に金利を変更しているので、10日に金利を変更するイオン銀行は、他の金融機関の動きを見ながら、自分にとって有利な金利を提示することができます。戦略的な後出しじゃんけんですが、別に法律で禁じられている訳ではありません

■「イオン銀行」住宅ローンの概要
金利 ⇒「イオン銀行」詳細ページを見る
無料団信の保障範囲 死亡・高度障害
オプション保険
[保険料]
・8疾病(金利+0.3%)
・ガン保障(金利+0.1%)
事務手数料(税込) ・定率型/融資額×2.16%(最低21万6000円)
・定額型/10万8000円(金利+0.2%)
保証料(税込) 0円
【おすすめポイント】イオンでの買い物が5年間、5%オフになる(買い物額で年間90万円まで)ので、合計で最大22.5万円分のメリットがある。5年固定は固定期間終了後の金利優遇幅が大きく、実質金利ではランキング上位に顔を出す。売買契約金額・工事請負契約金額の105%まで借りられるので、諸経費やリフォーム費用も住宅ローンと一緒に、低い金利で借りられる。
イオン銀行・住宅ローンの公式サイトはこちら

(関連記事はこちら!⇒[イオン銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]

「10年固定」はトップ3が当初金利を引き上げ
実質金利で、りそな銀行の圧倒的優位は変わらず

「10年固定金利」は、今月も大きな動きがありました。16社中9社が金利を上げ、金利を下げた銀行は5社でした。

【2017年3月最新版】競争激化で5年固定よりも金利が低い商品も!
◆「10年固定」住宅ローン金利ランキング(借り換え)
※借入金額3000万円、借り入れ期間35年
順位
(前月)
銀行名 <商品名>
実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料
(税込)
事務手数料
(税込)
1位
(1位)
◆りそな銀行 <WEB限定借換ローン(当初型)10年固定>
0.695% 0.550% 0円 借入額×2.16%+3.24万円
2位
(2位)
◆カブドットコム証券 <三菱東京UFJネット住宅ローン 10年固定>
⇒公式サイトはこちら!
0.816% 0.500% 0円 借入額×2.16%
3位
(3位)
◆三菱東京UFJ銀行 <[期間限定]特別金利住宅ローン 10年固定>
0.842% 0.550% 借入額×2.06% ※1 3.24万円
>>「10年固定」住宅ローン金利ランキング(借り換え)はこちら!
>>「10年固定」住宅ローン金利ランキング(新規借入)はこちら!

 トップ3のりそな銀行、カブドットコム証券、三菱東京UFJ銀行は、そろって金利を上げていますが、順位は変わりませんでした。

 10年国債は、2月の前半はやや上昇し、中旬から下げ始まり、下旬では先月末よりも下がっています。金利は全体では下がる方向で動いていたのに、金利を上げる銀行が多かったのには驚きです。

 また、前回5位のソニー銀行は金利を上げたため、7位となり、ベスト5から外れてしまいました。上位の多くの金融機関が金利を上げてきたのは、これまで金利を下げ過ぎたことの修正なのでしょうか。

 逆に、金利を下げた金融機関は、住信SBIネット銀行、三井住友銀行、新生銀行、アルヒ、三井住友信託銀行です。ただし、住信SBIネット銀行が0.5%をつけている以外は、対象金利を調整した程度で、とても上位陣をうかがうような下げ方ではありませんでした。

 今月も激戦区の10年固定ですが、りそな銀行の実質金利は群を抜いて低く、絶対王者であることに変化はありません。

「35年固定」は有力銀行が金利を上げる
みずほ銀行はキャンペーン延長で1
位死守

 「35年固定金利」で、金利を上げたのは、フラット35を入れると16社中5社で、金利を下げたのは1社でした。

【2017年3月最新版】低金利の今が、長期金利への借り換えチャンス!
◆「35年固定」住宅ローン金利ランキング(借り換え)
※借入金額3000万円、借り入れ期間35年、団信加入で計算(詳細な条件は表組の下に記載)
順位
(前月)
銀行名 <商品名>
実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料 (税込)
事務手数料 (税込)
団信保険料
1位
(1位)
◆みずほ銀行 <全期間固定プラン ネット 35年固定>
1.244% 1.110% 借入額×2.06% ※1
3.24万円
0円
2位
(2位)
◆三菱UFJ信託銀行 <全期間固定型 35年固定>
1.375% 1.240% 借入額×2.06% ※1
3.24万円
0円
3位
(5位)
◆住信SBIネット銀行 <当初引下げプラン 35年固定>
⇒公式サイトはこちら!
1.496% 1.360% 0円
借入額×2.16%
0円
※フラット35で表面金利1位
>>「35年固定」住宅ローン金利(借り換え)ランキングはこちら!
>>「35年固定」住宅ローン金利(新規借入)ランキングはこちら!
※実質金利は、借入金額3000万円、借り入れ期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。固定期間終了後は変動金利を選択(現在の水準が継続と仮定)。実質金利の計算法はこちら諸費用は、事務手数料等、保証料、団体信用生命保険料(フラット35のみ対象。融資残高×0.358%を毎年支払う)とする。主要15金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各金融機関の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の協力で作成。※1 返済期間35年の場合

10年以上の住宅ローンの金利は、10年国債の金利とだいたい同じような動きをしてきました。その10年国債の金利が下がる方向であったにもかかわらず、35年固定の金利を上げた銀行が5社もあったのは、今後の金利動向を暗示しているのではないかと考えます。

 今月、唯一金利を下げたのはみずほ銀行でした。先月のナンバー1でしたが、確実に1位をとりたいという動きとみられます。みずほ銀行は、超長期金利の引き下げは3月31日までの実行を条件としていたキャンペーンを延期し、9月29日まで延長しました。超長期固定金利にかける強い意欲を感じます。

 先月は、フラット35よりも実質金利が安い銀行が5社ありましたが、今月は3社となっています。先月4位の三菱東京UFJ銀行、5位のソニー銀行が金利を上げたため、フラット35の後塵を拝しています。

 これまで、民間の銀行は半官半民のフラット35よりも低い金利を打ち出し、積極的に住宅ローンを取り込んできました。そうした姿勢に変化が出てきたのでしょうか。このような動きが全体に広がっていくと今後、異常ともいえる超長期の低金利の見直しが始まるのかもしれません。

【前月(2017年2月)の金利動向はこちら!】
⇒住宅ローン金利の最新動向チェック【2017年2月】 金利競争の主戦場は変動金利から10年固定へ!

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