[東京 9日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の114.44/46円だった。方向感はなく、朝方からの値幅は上下26銭程度と狭いレンジで取引された。

朝方114.30─40円台で推移していたドルは、仲値にかけてじり高となり、一時114.60円まで強含んだ。国内輸入企業のドル買いなどが観測された。

その後、ドルは日経平均の上げ幅縮小などをにらんで朝方の水準まで押し戻され、正午にかけては小動きが続いた。「イベント待ちの閑散相場は変わらない。ボラティリティが死んでいる」(国内金融機関)という。

市場では米国の3月利上げがほぼ規定路線とみられており、重要経済指標の米雇用統計が出ても思ったほど大きな反応にならないとの見方が出ている。市場では「(FOMC参加者の金利見通しを示す)ドット・チャートで6月の利上げがあるかどうかを見極めたい」(同)との声が聞かれた。