[ニューヨーク 9日 ロイター] - 9日の取引で原油先物が約2%下落し、石油輸出国機構(OPEC)の減産合意以来の安値を付けた。米原油在庫が過去最大まで積み上がったことで、過剰供給解消に向けたOPECの協調減産の効果に対する疑念が出ていることが背景。

市場関係者が主要産油国による協調減産合意を受けて積み上げていた買い持ち高を巻き戻す中、米原油先物は支持線の50ドルの節目を割り込んでいる。

北海ブレント先物<LCOc1>は1.7%(0.92ドル)安のバレル当たり52.19ドルで清算。前日は5%下落していた。

米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)<CLc1>は2%(1ドル)安の49.28ドルで清算した。前日の5.4%に続く下落となる。WTIが50ドルを下回るのは昨年12月中旬以来初めて。

ただRBCのアナリストは、市場は米原油在庫に過度に注目していると指摘。原油先物の下落は短期的なものに過ぎず、買いを入れる格好の機会となるとの見方を示した。

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