[ワシントン 9日 ロイター] - 米国務省は9日、カナダのエネルギー企業トランスカナダ<TRP.TO>がカナダから米国に原油を輸送する「キーストーンXLパイプライン」の建設許可を同省に申請していることに関連し、ティラーソン国務長官が同案件に関与していないことを環境団体のグリーンピースに通知した。

国務省のキャサリン・マクマナス法務副顧問はグリーンピースに送った書簡で「ティラーソン長官は国務省でこれまで本件には関わっておらず、今後もトランスカナダの申請に関する審査や最終決定に関与しない」と言明した。

グリーンピースは8日、国務省と政府倫理局に書簡を送り、ティラーソン氏がエクソン・モービル<XOM.N>の最高経営責任者(CEO)だったことを踏まえ、キーストーンを巡るあらゆる決定に同氏が関与しないよう要請した。

グリーンピースは書簡で、エクソン・モービルはカナダのオイルサンドに投資していることから、パイプライン建設が承認された場合、「確実に直接的な」恩恵を受けると主張していた。